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09/
03/20up
変形!ヘンケイ!トランスフォーマー
ガルバトロン
玩具 タカラトミー 2008年製




ムービー2公開間近!

それとは全く無関係で空気読まずに行かせてもらいます!

変形!ヘンケイ!シリーズ初購入品の新破壊大帝ガルバトロン様です!

改造記事(というほどの物でもないですが)も併せて掲載!


ロボ&ビークルモード
ロボモードはどこから見てもガルバトロン。
(一部俺様変形させております)
ビークルモードはマイ伝メガトロンっぽいかな。脚部の変形に類似点が見られます。

メッキがイカス!
自分的には変形!版のメッキ仕様は大OKです。


とはいえ、素のままでは色々と変形に差し障りの多いこの商品。

ビークル(梱包状態)→ロボの変形過程にそって、手を加えた所を書いてみようかと思います。


*筆者の持っている物の個体差の場合があります。
*商品で改善されている場合があります。
*筆者の感覚で要改造と思った箇所もあります




ここからは改造記事になりますが、
参考にして改造なされる場合は自己責任でお願いします。

万一改造により破損・部品紛失・怪我等が発生しても当サイトでは責任を取りかねますのでご了承下さい。

また改造によりメーカーさんからサポートを受けられなくなる可能性もあります。ご了承下さい。




それでは、取扱説明書の順番に沿って各部の改造を解説します。

番号は取扱説明書の番号に合わせております。

分解の際は通常のドライバーより小型の物を用意(ラジオドライバー等)します。
分解したパーツ、特にネジ等は小さいので紛失しないよう、
模型の箱の中で分解するとか工夫しましょう。




02 砲台を展開


・・・初っ端からアウトです。
開きません。・゚・(ノД`)・゚・。

なぜこうなってるかというと・・・


砲台裏側&分解図

上右の写真・黄色の丸内を見ると分かりますが、砲身がはまっているこの状態で、
黒いパーツのレールのギリギリ端っこになっています。
つまりこの状態が開けることの出来る一杯一杯なのです。

この基部と砲身にはそれぞれ凹凸のジョイントがあって噛み合ってるんですが、
凸側が1mmほどで、基部側と砲身側、二箇所有ります。
つまり、ジョイントを外すには少なくとも計2mm程は開く余裕が無いといけない。
にも拘らず開かない訳ですから、結果、砲身を引っ張り出せない、という事になる訳です。

どうしても外そうと思えば、歪めて卵を割る感じで開かないといけなくなってしまいます。

で、
この変形を楽にすべく凸ジョイント側を削ります。ユルユルにならない程度に。
ほとんど紙一枚の厚さになってしまいましたが。(下写真参照)
塗装が剥げて地が出ています。

ちなみにヤスったり、手を加える時は他部分にはセロテープなどを貼りキズがいかない様保護します。


黄色の○側:凸ジョイント 白丸の○側:凹ジョイント
砲身の左側面 砲身の右側面


実はこの砲身、基部に挟む際倒しこんだ時、後部にもロックが掛かるようになっています。
(下写真 黄色の丸内に凸部分を確認できます)

基部とのジョイントを外し、尚且つ、それを同時に外すとなると一大難事。

砲台が戦車本体から外れやすい構造になってるのが救いですね。色々手を加えられますんで。


砲身後部


04 キャタピラ展開


ここも外す時は微妙にキツイです。
凸側のジョイントがメッキで膨らんでいるためで、やはりユルユルにならない程度にヤスリます。


キャタピラ後部
黄色の○側:凸ジョイント 白丸の○側:凹ジョイント


07 タンクサイドパネル(ロボ時すね裏パーツ)


ここはそのままでも変形上問題ないんですが、自分的に気になったので手を加えます。


タンクサイドパネル(ロボ時すね裏) 改造前
タンクサイドパネル(ロボ時すね裏) 改造後


改造前はパーツが浮き上がって、ジョイントもかみ合ってないのが分かると思います。


タンクサイドパネル(ロボ時すね裏) 改造部分


パネルが畳みきるよう、写真の赤い部分を薄皮一枚ほど削っていきます。
下にキズがいかないようセロテープで保護。


13 右腕付け根


今回のメインイベント。
砲台の基部(ロボ右腕)と本体をつなげる黒いパーツなんですが。


タンク砲台根元(ロボ時背部)


浮き上がりません。・゚・(ノД`)・゚・。
もう、これ以上は無いってぐらいキツクはまっています。(泣

一見、ジョイントは二箇所っぽいのですが・・・・。


タンク砲台根元(ロボ時背部) その二


実は三箇所。(白丸部分)

黒いパーツの凸部分がガッチリとはまり込んでいて、
ドライバーを差し込んでようやく引き出しました。

さらに、この黒パーツは変形する上で、本来なら180度たたまれなければならないのですが
自分のそれはどんなに折り曲げても90度以上曲がらない。
無理しようものなら白化、もしくは破損必死な状態でした。

上写真 タンク砲台根元 その二 は加工後の物で、180度たたまないと(下写真右青矢印の可動)、
この位置に収める事はできません。

そういう訳でこの黒パーツを加工です。
加工部分は以下の通り。


改造部分


赤い部分を可動や噛み合いの調子を見ながらヤスっていきます。

黒パーツボロボロですね・・・。

ちなみに黒パーツは 上下のネジを緩めて(外さなくても可)、傾けるようにすれば取れます。


18 胸部パネル
19 左腕上部パネル


全体的にジョイントが噛み合いが良すぎてキツイ所が多いと思えば
ユルユルな所もあったりします。

胸部パネルと左腕上部パネルがそれです。

胸部パネルはほとんど乗せているだけで、ちょっと衝撃を加えただけで開いて頭部パーツもろとも
下がります。
(頭部パーツとつながっているのです)

なので、ゼリー状瞬間接着剤で”イボ”をつけて、ひっかかりを作ります。

下記写真の黄色の丸の箇所です。汚くなり過ぎないようにチョコン、チョコンと付けていきます。

左腕のボールジョイントが緩めなので、ついでにそちらも瞬着で強化します。


ロボ胸部・左腕


以上で改造は終わりです。

脳の回路が直って・・・
もとい、
遊びやすくなって新破壊大帝再臨です!(*^ー゚)b

エイイッ! 貧弱ッ!! 貧弱ゥゥゥゥッ!! ・・・・あれ?







いやあ、カッコよろしおすなぁ。(なぜか京都弁)
威風堂々という言葉がピッタリ!
試作品見た時から目をつけていたんですよ〜。

抜群の長身のプロポーション、
見事な上体の逆三角形と、それを支える脚部の三角形、
頭のてっぺんから爪先まで隙間無く埋めつくしたデティール、

何より仁王様か不動明王様を思わせる憤怒のマスクがたまりません。

この姿あったればこそ、多少の不評があろうと、これを選んだんです。

サイズが小ぶりなのが惜しいんですが、リボルテックスタスクを足蹴にするのには
丁度いい感じだったり。(;´Д`)




以上、変形!ヘンケイ!版新破壊大帝ガルバトロン様でした!